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ビルドツール

本番環境にデプロイする際には、TypeScriptコードをJavaScriptにコンパイルし、最適化する必要があります。

TypeScriptに標準で付属するコンパイラです。ビルドの基本となります。

"scripts": {
"build": "tsc"
}

このコマンドは、tsconfig.jsonの設定に従って、TypeScriptファイルをJavaScriptにコンパイルし、outDirで指定されたディレクトリに出力します。

大規模なアプリケーションでは、tscのコンパイル速度が開発のボトルネックになることがあります。Viteやesbuildは、圧倒的な速度でビルドを行う次世代のツールです。

  • Vite: 開発時にESモジュールをネイティブに利用し、超高速な開発体験を提供します。
  • esbuild: Go言語で書かれており、非常に高速なバンドルとトランスパイルが可能です。
Terminal window
npm create vite@latest my-ts-app -- --template react-ts
# または vue-ts

このコマンドは、TypeScriptとReact(またはVue)の環境をViteを使って瞬時にセットアップします。

3. リンターとフォーマッターの統合

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コードの品質と一貫性を保つために、リンターとフォーマッターは不可欠です。

  • ESLint: コード内の問題(構文エラーやスタイル違反)を静的に解析します。
  • Prettier: 決められたルールに従ってコードを自動で整形します。
Terminal window
npm install --save-dev eslint prettier @typescript-eslint/parser @typescript-eslint/eslint-plugin eslint-config-prettier

eslint.json.prettierrcファイルでルールを定義します。そして、package.jsonに以下のスクリプトを追加します。

"scripts": {
"lint": "eslint 'src/**/*.ts'",
"format": "prettier --write 'src/**/*.ts'"
}

VS Codeなどのエディタで、ファイルを保存するたびに自動で整形・修正されるように設定することで、手動での作業をなくし、開発効率を最大化できます。