ビルドツール
2. ビルドツールの選定と連携
Section titled “2. ビルドツールの選定と連携”本番環境にデプロイする際には、TypeScriptコードをJavaScriptにコンパイルし、最適化する必要があります。
TypeScriptのコンパイラ (tsc)
Section titled “TypeScriptのコンパイラ (tsc)”TypeScriptに標準で付属するコンパイラです。ビルドの基本となります。
package.json の設定:
Section titled “package.json の設定:”"scripts": { "build": "tsc"}このコマンドは、tsconfig.jsonの設定に従って、TypeScriptファイルをJavaScriptにコンパイルし、outDirで指定されたディレクトリに出力します。
高速バンドラー (Vite / esbuild)
Section titled “高速バンドラー (Vite / esbuild)”大規模なアプリケーションでは、tscのコンパイル速度が開発のボトルネックになることがあります。Viteやesbuildは、圧倒的な速度でビルドを行う次世代のツールです。
- Vite: 開発時にESモジュールをネイティブに利用し、超高速な開発体験を提供します。
- esbuild: Go言語で書かれており、非常に高速なバンドルとトランスパイルが可能です。
Viteでのプロジェクト構築例:
Section titled “Viteでのプロジェクト構築例:”npm create vite@latest my-ts-app -- --template react-ts# または vue-tsこのコマンドは、TypeScriptとReact(またはVue)の環境をViteを使って瞬時にセットアップします。
3. リンターとフォーマッターの統合
Section titled “3. リンターとフォーマッターの統合”コードの品質と一貫性を保つために、リンターとフォーマッターは不可欠です。
ESLint と Prettier
Section titled “ESLint と Prettier”- ESLint: コード内の問題(構文エラーやスタイル違反)を静的に解析します。
- Prettier: 決められたルールに従ってコードを自動で整形します。
インストール:
Section titled “インストール:”npm install --save-dev eslint prettier @typescript-eslint/parser @typescript-eslint/eslint-plugin eslint-config-prettiereslint.jsonと.prettierrcファイルでルールを定義します。そして、package.jsonに以下のスクリプトを追加します。
"scripts": { "lint": "eslint 'src/**/*.ts'", "format": "prettier --write 'src/**/*.ts'"}VS Codeなどのエディタで、ファイルを保存するたびに自動で整形・修正されるように設定することで、手動での作業をなくし、開発効率を最大化できます。